授業では「なぜこうなるのか」をという姿勢を大切にします。
周りの人の発言を聞いたり、人を助けたり、助けられたり、みんなで成長していく。
その結果、点数や席次が上がったらいいね、くらいのものです。
それでも、多くの人には在籍中にはっきりとした変化が起きます。つまり、成績が良くなる時期が来る。2~3か月で劇的に変化をする者もいる。最後の最後、受験の直前に変化を遂げる者もいる。
しかし、稀に変化の起きない生徒もいます。
理想ばかり言って、現実に合格しなければ、それはただのきれいごとにしか過ぎない、とも思っています。合格ラインに達してなければ、当然、辛い思いもしなければならない。
「理想とする教育」を述べたので、今度は逆に「理想としない教育」を述べましょう。
当塾が避けたいと思っている授業は、「子どもの声が聞こえない授業」です。殺伐とした空気の中で、教師ばかりが喋り、生徒は黙々と隣の人を意識し常に点数争いをする。正解を言わないと恥ずかしいので、みんな周りを恐れ、誰も発言しない。そんな空気になるのが一番嫌です。
基本的に、「学ぶこと」というのは、「自分が変化すること」と同じだと思います。日に新たに、日に日に新たに、その変化を楽しんでいくのなら、それは素晴らしいことだと思います。